◆はじめに |
趣味人やプロの為の??UNIXですが、なんと ド素人の私が挑戦しました。
あっ! FreeBSDをインストールしたことがあるので ド素人ではないかも・・・
こんどは PC用UNIXのベースマシンとしてはメジャーなDOS/V機です! 日本ではマイナーな?
パッカードベルにインストールしてみました!
友人の薦めで、ぼちぼちとUNIX系のOSを触っていたのですが、FreeBSDとLinuxでは若干違いがあります。
当然ながら OS自体のインストール方法はもちろん アプリケーションのインストール方法も違いますし、結構わからないことが多いのですが、
今度は メジャーなOSですので色々わからないところも聞き易くなりました。
パッケージは 本屋さんで購入した、(なんで パソコンショップで買わないんだ??)TurboLinux3.0日本語版です。
-- 注意!--
私の記述した内容については、私の環境においてのインストール事例であり、他の環境やインストール方法によっては異なる場合があります。
またインストールによって生じた障害などについて補償は致しませんので、個人の責任において十分注意をはらってインストールをお願いいたします。
なお、記述に間違いなどがあった場合には是非連絡をお願いいたします。
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◆インストールマシン |
(1) Packard Bell Force 1872CDT |
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CPU Pwntium ODP 166MHz
CD-ROM IDE Quad Speed
SOUND Sound Blaster16
SCSI Interface IODATA SC-UPCI Ultra Wide SCSI Interface
HDD 1 IDE 1.5G
HDD 2 IDE 1.5G
HDD 3 SCSI 4.3G IODATA UHDS-4.3G
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◆インストールの苦労話
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以前FreeBSDをインストールしたことがあるので全体の雰囲気は把握しているつもりですが、
なにせ・・何事も初めてのことはいろいろ心配が多いです。
特に、他のファイルの受け渡しをスムーズにするためと、今まで使い慣れたWindows98
を残しておくためにどちらもbootできるようにしておきたいので、
誤ってwindows領域を壊してしまわないように細心の注意が必要です。
あと、NECのPC98を触っていた人には当たり前の、
電源スイッチを入れた時最初にでてくる*起動する領域の選択*はDOS/V機には無いんです。
ただ...Turbo Linuxでは後術するLILOというものが
ブートレコードに書き込まれてboot領域を選択できるようになります。
ただし、ブートできる領域に制限があります。 注意が必要です。
あと、私の場合SCSI接続のHDDが認識せず大苦労をしました。結局...インストーラの不備?みたいなのですが、パッケージを購入してしばらくしてからTurboLinuxのホームページに解決方法が掲載されていました。(2週間程散々悩みました・・・)
インストールデイスクのイメージファイルをダウンロードして、インストールデイスクを作り...インストール作業をしたところ、上手く認識しました。(その他参照)
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◆カーネルのupdateと、SCSIアダブタ SC-UPCIについて
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下記はこの記事を書いた時点の話です。
現状では(1999年6月28日以降) SC-UPCIのbiosのupdateで問題はおきなくなりました。
iodataのホームページよりダウンロードできますので、
biosのupdateをお奨めします!
インストールの苦労話に出てくるIODATA製のSCSI
アダプタSC-UPCIですが、なんだか巷では大分苦労しているようです。
私も例に漏れず大苦労をしましたが、何しろ.....1万円を切って買えるUltra Wide SCSI Interfaceということで、魅力は大きいですよね!!
というわけで...またまた苦労をしました。(笑)現在Turbo Linuxはカーネルが3.0.36になりましたが、「Turbo Linux日本語版3.0アップデートRPMパック」として、
発売元及び雑誌の付録で配布されています。
私も早速入手してupdateしたのですが、カーネルのupdateで恐れていたSCSI接続のドライブを認識しないトラブルで...又々Linuxが起動しなくなってしまいました(^^;ゞ
付属のインストーラーを起動してインストールし、再起動するとSCSI接続ドライブを認識しなくなってしまうためupdateができません。
SCSIドライバーを2.0.35のものにコピーしてみたり・・・いろいろやってみましたが、ダメです。
結論は...2.0.36のupdate後にカーネルを再構築すれば使用できますが、updateしたとたんに起動できなくなってしまうので、結局以下のように対応しました。
(1) | とりあえず...Turbo Linux3.0を全てhdaにインストールする。
(もちろんSC-UPCI用のインストールデイスクを使います) |
(2) | カーネルを2.0.36にupdateします。そして再起動します。 |
(3) | 2.0.36カーネルの再構築を行います。
このときカーネルを再構築する場合は、コンフィグ設定時に"detect and read serial NVRAMs"を OFF にする事で同一のドライバを作成することができます。 |
(4) | 再起動してsdaをマウントして...使用できるか確認し、使用できれば 起動に関係ない /home /usr/X11R6 などのデイレクトリをマウントし直したり データドライブとして SCSI接続ドライブが有効に利用できます。
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◆その他
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