SL45Y FC-PGA Pentium iii
dual 動作実験済みマザーボード
私の環境で 動作した マザーボードをまとめてみました。 

注意!!
あくまで私の環境であって、他の環境で動作する事を保証するものではありません。
また 全てのアプリケーションが動くことを保証しているわけでもありません。
メーカー既定動作以外の クロック、や 電圧動作は 自己責任の元で行いましょう! 



動作 共通環境
○ ドーター abit SloKETiii V1.0、V1.1
I WILL SLOCKET II 改造
SOLTEK SL-02A+ 改造
○ 電源 ENERMAX EG451P-VE
ENERMAX EG301-VE
○ OS Windows2000 Pro

コア電圧改造方法、FCPGA変換カードのdual 対応改造方法は こちら
FCPGA変換カードのマザーボード別 dual 動作状況リストは こちら 
 

ASUS P3C-D
MSI MS694D PRO
RIOWORKS PDVIA
Tyan Tiger 133
MSI MS-6120N
SUPER MICRO Conputer P6DBE
Tyan Tiger 100
TekrAm P6B40D-A5
 



ASUS P3C-D

★i820 + RIMM用のdualマザーです。

★i820搭載ですし、FSB設定も多くあるため 非常に興味深いマザーでした。

★VIA チップのマザーでは FSB 150Mにしたとたんに 起動すらしなくなるため intelに期待です!!
BXチップでは 200MHz前後まで動作するようなので i820でも160MHz付近までは動作するのでは と言う期待いっぱいでした。

あと 今回使ったのは PC700仕様のメモリーですが 全く触ったこともないので 不安と期待でいっぱいです。

★早速 動作させてみましたが なんだか 異様??にスムーズで速いです!
VGAですがG400はきちんと X4 で動作しています。速度的には大差ないとはいえ うれしいです(^^;
OSのインストールやBIOS書き換え(Windows上で行う)も全く問題なく行きますしとりあえず問題点は無しです。 

欠点はスロット間および CPU2スロットとメモリー間がものすごく狭く 特にスロット2は リテールのファンすら装着できません。
アルファの薄型ヒートシンクにSANYOの高速ファンを使いとりあえず実験しました。
CPU 1個だと FSB 156Mでも起動いたしますが 2個だと大型のヒートシンクが付けられませんので 私の持っているCPUではdual 153M付近が限界のようです。
試しに FSB153Mでもベンチを取りましたが 演算処理は10万に届く勢いで凄いのですが VGAのところで転けてしまいます。大型のヒートシンクを装着すれば行きそうです。現在製作中です!
 

★ FSB 150M*7=1050M dual動作いたしました!(2000年8月31日)

詳細は 順次掲載予定です。
しばらく 実稼動試験をいたします。
 

       wcpuid、HDBENCHの結果画像は こちら
   
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.22  (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name  ASUS P3C-D (SL45Y*2)
Processor   Dual Pentium III 1049.50MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step 3] 
Cache       L1_Data:[16K]  L1_Instruction:[16K]  L2:[256K]
VideoCard   Matrox Graphics Millennium G400 MAX AGP 
Resolution  1024x768 (16Bit color) 
Memory      130,588 KByte 
OS          Windows 2000 5.0 (Build: 2195) 
Date        2000/08/31  19:00 

Intel(r) 82801AA Bus Master IDE Controller
プライマリ IDE チャネル
  QUANTUM FIREBALLP KX13.6

Intel(r) 82801AA Bus Master IDE Controller
セカンダリ IDE チャネル
  MATSHITA DVD-ROM SR-8584A

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 24420    95716   95365    19919   16537    27426          74

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
    29109  30607   10283     851   21134   13653    2832  C:\20MB
 

D:\tmp>gogo -test -nopsy -silent
午後のこ?だ ver. 2.35 (Apr 28 2000)
Copyright (C) 1999, 2000 PEN@海猫 と へるみ
    酒居敬一さん, うるりさん, Noisyuさん, 計さんに多大なる感謝
test time 600sec
 *** 午後べんち [ベンチマーク] ***
MPEG 1, layer 3 ジョイントステレオ
入力周波数=44.1kHz 出力周波数=44.1kHz ビットレート=128kbps
入力ファイル `stdin'
出力ファイル `default.mp3'

エンコード終了
経過時間 =   4.469sec (134.26x)


MSI MS694D PRO

★FCPGA用のdualマザーです。

★Ultra ATA 100 搭載ですし、FSB設定も多くあるため 非常に興味深いマザーでした。
ちょうど 143M つまり SL45Y で 1Gとなる設定があり 実際に試してみました。
結果は以下の通りです。(PC提供 よきさん! ありがとうございました)
★コア電圧設定がbios上にあるのですが....なぜか133Mを超えると設定できなくなってしまいます。
biosのupdate待ちでしょうか???
今回は定格電圧でも FSB143が通る私と よきさん のSL45Y339を 持ち寄って1Gをテストして
みました。実際のbios上のコア電圧は 1.64Vと1.62Vでした。ちょっと低めです。

★ultora ATA100は、さすがに凄いパフォーマンスが出ます。
writeは40000に迫る勢いで半年前の raid顔負けの凄い性能を発揮しました。
また メモリー関係も速いので基板設計が非常に出来がよいのでは、と思います。
あと なにしろコア電圧の設定が何とかなってもらいたいです。

コア電圧さえ 133M以上で設定できれば 遊び用??には 一押しのマザーです!
 

★ 133M以上でVcoreの変更ができなかったため Vcore乗っ取り改造をしました。(PC提供 よきさん! ありがとうございました)
 Vcore1 1.85V 、Vcore2 1.95Vで FSB147M*7=1029M dual動作いたしました! (2000年8月4日)
 

       改造設定部写真 および BIOS起動画面
       wcpuid、HDBENCH、午後のこ〜だ の結果画像は こちら
   改造全体写真画像

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.22  (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name   MSI MS694D PRO (MS6321) SL45Y 147*7
Processor   Dual Pentium III 1027.64MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step 3]
Cache       L1_Data:[16K]  L1_Instruction:[16K]  L2:[256K]
VideoCard   Matrox Graphics Millennium G400 AGP
Resolution  1024x768 (32Bit color)
Memory      261,612 KByte
OS          Windows 2000 5.0 (Build: 2195)
Date        2000/08/04  21:25

VIA Bus Master IDE Controller
プライマリ IDE チャネル

VIA Bus Master IDE Controller
セカンダリ IDE チャネル

Win2000 Promise Ultra100 (tm) IDE Controller
  IBM-DTLA-307020         TX3O

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 30573    93783   93438    19964   10295    18281          60

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
    29109  30839    7536     368   23405   37440   19877  C:\20MB
 
 

C:\>gogo -test -nopsy -silent
午後のこ〜だ ver. 2.35 (Apr 28 2000)
Copyright (C) 1999, 2000 PEN@海猫 と へるみ
    酒居敬一さん, うるりさん, Noisyuさん, 計さんに多大なる
test time 600sec
 *** 午後べんち [ベンチマーク] ***
MPEG 1, layer 3 ジョイントステレオ
入力周波数=44.1kHz 出力周波数=44.1kHz ビットレート=128kbps
入力ファイル `stdin'
出力ファイル `default.mp3'

エンコード終了
経過時間 =   4.609sec (130.18x)
 


RIOWORKS PDVIA

★FSB 133を正式サポートなため SL45Y(133*7)933MHz*2 が動作いたしました。
また (140*2) 980M*2 も動作しました。

一般的には
「電源が入らない」 「起動しない」 「dual で動かない」等の
問題が指摘されていますが ドーター、電源との相性?があるようです。
abitのドーターが0スロット目にあると起動すらしません。
私の環境では なぜかENERMAX EG451P-VEではうまく起動いたしませんでした。

なお FSB 140M(980M*2)も試してみましたが、Windows2000起動も確認され コンソール版午後のこーだも動作OKです。 安定度は 現在検証中です。
Linuxでは ちゃんと起動いたしますが、後述のベンチ結果が遅いのが気になります。
使用カーネルがSSE未対応なため カーネルの再コンパイルを しなければならないようです。

★BXに比較してMEMORY 周りが遅いのが気になります。
午後のこーだでは スコアがほとんど変わらないので実用上は問題ないと思います。
このあたりは 設定が結構ありますので いろいろ試してみようと思っているところです。

★VIAチップですが OS のインストールは 非常にスム−ズです。
電源のシャットダウン等も自動切断され 問題ありません。さすが 最新マザーです!

★なお PCIカードを大量に差すと うまくいかない等の報告もされていますがWindows2000 Proにて
以下のカードを全て実装して、なおかつオンボード搭載シリアルポートなど全て動作状態にしてあり
ますが「!」マーク等無く 上手く認識して動いているようです。
私が実験したdualマザーの中では一番多くのカードが実装できました

VideoCard Matrox Graphics Millennium G400 (MAX化)AGP
Creative Sound Blaster Live
Tekram DC315U Ultra SCSI host adapter
Melco IGM-PCI56KH MODEM
Promise Technology Ultra66
Corega Fast Ether II PCI-TX

★Linuxの動作はturbolinux6.0をインストールしてみましたがインストール時には不具合はありません。

★★★HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず ★★★ 
M/B Name PDVIA SL45Y*2
Processor Dual Pentium III 981.11MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step 3]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[256K]
VideoCard Matrox Graphics Millennium G400 MAX AGP
Resolution 1024x768 (16Bit color) 
Memory 130,540 KByte
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) 
Date 2000/07/17 11:17

VIA Bus Master IDE Controller
プライマリ IDE チャネル
Maxtor 71626 AP

VIA Bus Master IDE Controller
セカンダリ IDE チャネル
MATSHITA DVD-ROM SR-8584A

Promise Technology Inc. Ultra66 IDE Controller

Tekram DC-395U/UW or DC-315/U PCI Ultra SCSI Host Adapter V3.02
 
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
17578
89363
89035
16136
9146
17110
74

 
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
Drive
22518
23020
5533
848
24733
23840
3086
D:\20MB

C:\>gogo -test -nopsy -silent
午後のこ?だ ver. 2.35 (Apr 28 2000)
Copyright (C) 1999, 2000 PEN@海猫 と へるみ
酒居敬一さん, うるりさん, Noisyuさん, 計さんに多大なる感謝
test time 600sec
*** 午後べんち [ベンチマーク] ***
MPEG 1, layer 3 ジョイントステレオ
入力周波数=44.1kHz 出力周波数=44.1kHz ビットレート=128kbps
入力ファイル `stdin'
出力ファイル `default.mp3'

エンコード終了
経過時間 = 4.906sec (122.30x)

http://homepage1.nifty.com/herumi/gogo_bench.html ←このマシンの ベンチ結果が 掲載されています。 



 

Tyan Tiger 133 

★ FSB 133を正式サポートなため  SL45Y (133*7) 933MHz*2 が安心して動作するかな と思ったのですが Windows2000の起動途中に どうやってもハングアップしてしまい 実現しませんでした。 
biosの認識、OSの選択画面 などまでは 安定して進むので 残念です。 

700Mでの 定格動作では 非常に安定して動きます。現在 サーバーで 24時間稼働しておりますが 不具合は無いようです。 VIAチップ搭載マザーの中では一番安定している感じがしました。
オーバークロック動作時以外は OSのインストール、通常動作 等いろいろな場面で 一度も落ちたことが無く 安定動作と言う観点からすると凄いマザーです。

☆ VIAチップですが OS のインストールは 非常にスム?ズです。 
電源のシャットダウン等も自動切断され 問題ありません。さすが 最新マザーです! 
 

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.22  (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name   tiger 133 
Processor   Dual Pentium III 701.02MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step 3] 
Cache       L1_Data:[16K]  L1_Instruction:[16K]  L2:[256K] 
VideoCard   Matrox Graphics Millennium G400 MAX AGP 
Resolution  1024x768 (16Bit color) 
Memory      130,540 KByte 
OS          Windows 2000 5.0 (Build: 2195) 
Date        2000/07/07  09:41 

VIA Bus Master IDE Controller 
プライマリ IDE チャネル 
  QUANTUM FIREBALLP LM20.5

VIA Bus Master IDE Controller 
セカンダリ IDE チャネル 
  MATSHITA DVD-ROM SR-8584A 

Tekram DC-395U/UW or DC-315/U PCI Ultra SCSI Host Adapter V3.02 

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw 
 21366    63968   63734    14916   12313    24985          74 

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive 
    22518  23020    5533     848   24733   23840    3086  D:\20MB 
 


MSI MS-6120N

★古いマザーですが なにしろ安定して動きます。
欠点は PCI が1/4出ないので 周辺機器の耐性を考慮しないといけないところです。

★ BIOS 1.2 にて インストールをおこなったところ 「ACPIマルチプロセッサPC」で認識され インストールも問題なく行えました。電源の自動遮断とスタンバイモードも問題なく動作いたしました。(2000年9月19日)
ただ CPUの使用率がアイドル時にも関わらず常時50%程になってしまいパフォーマンスが大幅に低下してしまいます。「APMマルチプロセッサPC」 で使うのが良いと思います。この場合電源の自動切断はできないようです。(2000年9月29日)

★933*2の時は 高負荷連続試験では (S-πと エンコードなど複数アプリの同時実行) CPU全
負荷状態で(100%連続) HDDへのアクセスが 頻繁に起こると ハングアップする場合があります。
FSB112Mでは 全く問題ありません。

★★★HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず ★★★ 
M/B Name MSI MS-6120N SL45Y*2
Processor Dual Pentium III 936.61MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step 3]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[256K]
VideoCard 3Dfx Interactive, Inc. Banshee
Resolution 1600x1200 (32Bit color)
Memory 261,616 KByte
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195)
Date 2000/06/17 11:39

Intel(r) 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
プライマリ IDE チャネル
QUANTUM FIREBALLP KX13.6

Intel(r) 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
セカンダリ IDE チャネル
PLEXTOR CD-R PX-W8432T

Win2000 Promise FastTrak66 (tm) Controller (PDC20262)
Promise 1X2 Mirror/RAID11.10

I-O DATA SC-UPCIシリーズ
IBM DDRS-39130D DC1B
 
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
26182
85327
85014
24132
16453
31254
19

 
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
Drive
7347
10521
4054
38
26735
24264
17662
C:\20MB

-------------------------------------------------------------
Superーπ 104万桁 2分13秒
-------------------------------------------------------------
C:\tmp>gogo -test -nopsy -silent
午後のこ?だ ver. 2.35 (Apr 28 2000)
Copyright (C) 1999, 2000 PEN@海猫 と へるみ
酒居敬一さん, うるりさん, Noisyuさん, 計さんに多大なる感謝
test time 600sec
*** 午後べんち [ベンチマーク] ***
MPEG 1, layer 3 ジョイントステレオ
入力周波数=44.1kHz 出力周波数=44.1kHz ビットレート=128kbps
入力ファイル `stdin'
出力ファイル `default.mp3'
エンコード終了

経過時間 = 5.375sec (111.63x)

http://homepage1.nifty.com/herumi/gogo_bench.html ←このマシンの ベンチ結果が 掲載されています。 


SUPER MICRO Conputer P6DBE

★FCPGA では起動しないと言われているので 試してみました。
改造ドーターでは問題なく起動してWindows2000のインストールもバッチリです。
注意点はabitドーターではV1.1を混ぜると起動すらしません。
V1.0を2枚もしくは 改造ドーターの混在では OKです。


Tyan Tiger 100

友人に頼んで FSB100M の 標準状態で起動するかしないか確認してもらいました。
結果は Windows2000が問題なく起動するようです。
※ 友人のところなので 電源など 環境等不明です。ドーターカードは abitです。


TekrAm P6B40D-A5

biosの認識は正常に行えますが、なぜか 最新カッパーマイン対応biosにもかかわらず変換カードをAUTOの状態で使ったところ コア電圧が 2Vのままでカッパーマインでの試験は断念しました。
雑誌などではカッパーマイン対応がかかれています。
SECC2 カッパーマインでチェックしていただいたところ....きちんと1.65Vが出力されたため変換カード上で電圧設定をしてあげれば動作するかもしれません。
(英介さん情報 ありがとうございます)2000年7月21日

カトマイ450M*2では正常に認識するものの Windows2000でのインストール時にWindows2000とWindows98選択画面で英セットがかかってしまい、その繰り返しになってしまいました。

試しに turbo Linux6.0をインストールしたところ、きちんとOSがインストールされ SMPカーネルで動作しました。 非常に残念です。

安価な マザーなので 家庭やSOHOでの Linuxサーバーなんていう利用が良いかもしれません。
 
 


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