TurboLinux 4.2
を使ってみました!
TurboLinux4.2  (カーネル2.2.9) (oct. 1999)

1.はじめに

Linuxってなんに使えるのだろうか???
なにせ一般人が使うアプリケーションではやはりMicrosoftのWindows 9xでのアプリケーションやmacなどの方が良いと思いますし、 第一、参考書のたぐいは町中にあふれています。
趣味人やプロの為の??UNIX・・・なのでしょうか?

というわけで、色々模索した結果....近頃では古いPCがゴロゴロしている人も少なくないと考えてファイルサーバー及びプリンターサーバーとして利用する家庭内LAN を構築してみました。


2.インストールマシン

(1) Packard Bell Force 1872CDT


3.LAN アダプタの装着

なにかと問題になる拡張カード類の装着です。
私の場合 装着状態でTurbolinux4.0 and 4.2をインストールしたのですが ちゃんと検出されました。


4.sambaの設定

(1) sambaのインストール
linuxでWindows9xのファイルを扱うサーバーを構築するためには sambaというソフトウエアをインストールします。
Turbolinux4.0では パッケージ内にファイルが有るのでインストール時に選択されていれば、デフォルトでインストールされますが、もしインストールされていない場合には turbopkgでインストールします。
rpm -q samba のコマンドで インストールされているか調べられます。 samba-1.9.18p10-1TL と言うようなメッセージが返ってくればインストールされています。
インストールされていない場合は turbopkgでインストールします。

インストールするsambaのバージョンですが 私の場合Turbolinux4.0に含まれているsamba-2.0.3-7では特定の日本語文字のファイルでファイル名が化ける (ファイルの読み書きが上手くできなくなる)と言う不具合が発生したためTurbolinux3.0付属のsamba1.9.18p10-1TLをインストールし直しました。
どういう不具合かというと 特定のファイル名と言うのは「五十嵐」と言うものだったのですが、このファイルだと上手く書き込めないのですが、 「五十」または「十」と言うファイル名にすると「十」の字が半角のアンダーバーに化けてしまいます。
原因を追及して調べているわけではないのですが、私のsmb.confの設定ミスか、日本語文字の扱いに不具合が有って文字コードが化けるんだと思います。

現状ではsamba-2.0.5a-1jp.i386.rpmという日本語化したバージョンがでましたので、ダウンロードしてインストールしたところ 前述の不具合は無くなりました。
当然ながら 文字の扱いが変わるために 以前のバージョンでlinuxで使っていたファイルは文字が化けてしまいます。必要な ファイルは backupを取った方が良いです。(Oct.1999)
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~odagiri/samba/で公開されています。
なお この日本語化バージョンですと linux側からも ls コマンドなどを実行したとき 日本語ファイル名で読むことができます。

(2)設定
sambaを使うためには様々な設定が必要です。
/etc/smb.conf
/etc/smbpasswd
などの設定が必要です。

設定方法はこちらへ!

他の参考homepageとしては
LINUXによるインターネットサーバーの構築
というホームページが非常に参考になります。
なお Turbolinux4.0の場合 sambpasswdのファイルの作成には
cat /etc/passwd | mksmbpasswd.sh >/etc/smbpasswd
で 作成できます。



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